内臓脂肪面積測定検査

当院ではメタボリックシンドロームの要因である内臓脂肪の測定検査を行っています。

メタボリックシンドロームとは?

過食や運動不足といった現代人のかたよった生活習慣によっておこる肥満は、高血糖、高血圧、高脂血症を誘発し、動脈硬化を引き起こします。
特にお腹の中に蓄積された内臓脂肪が動脈硬化の危険因子であることが判明しています。
内臓脂肪の増加から引き起こされるこれらの病気の連鎖により動脈硬化の危険が高まった状態を「メタボリックシンドローム」といいます。

内臓脂肪測定検査について

CTで腹部を撮影し、その断面像より内臓脂肪量を測定します。検査そのものは短時間で終わる簡単な検査です。
CT検査により内臓脂肪面積の測定を行い、ウエスト周囲の計測ではわからない“かくれ肥満” の方も、内臓脂肪の蓄積を把握することができます。

検査の流れ

※検査料金は2,000円(税別)となります。

骨塩量測定装置について

骨塩量測定装置 DCS-600EXV

骨粗鬆症の診断や治療の経過観察のほか、腎疾患患者の骨量変化の経過観察などにも広く用いられています。
特に橈骨骨塩量測定には次のようなメリットがあり、近年注目を集めています。
骨塩量測定装置 DCS-600EXV

橈骨骨塩量測定を行うメリット

  • ■橈骨は加齢による骨変形が少なく、高齢者の骨密度測定に適している。
  • ■長期間の追跡測定が可能な優れた再現性。
  • ■海綿骨測定には1/10 部位、皮質骨測定には1/3 部位といったように、 必要に応じて部位が選択できる。
  • ■腎疾患患者の骨量変化の経過観察にも利用可能。
  • ■検査時間が短いため、多数の患者さんの測定が可能。
  • ■被ばく線量が低い。
  • ■保険点数140点です。

医療用具承認番号 22000BZX00372000

お問い合わせ

詳しくは受付窓口にお問い合わせください。

荻原みさき病院 受付窓口 078-681-1213